通勤電車の不安と不快

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通勤電車の混雑復活 感染リスク高まる


             

緊急事態宣言の解除に伴い、電車通勤が復活しつつある。さすがに混雑率150%超といったコロナ以前の超混雑状況ではないが、3密状態は避けられない空間となっている。窓を開けての換気も、上部の換気は進むものの、乗客の身体の下部の方は思うように換気が進まないとの報道があった。

どう考えても感染リスクの高い通勤電車だが、行政の対策は無策に等しい。これまで感染はなかったのか。あくまで推測だが、感染経路不明の中に通勤電車内の感染者が相当含まれているのではないだろうか。

せっかく新規感染者が減ってきているのに、通勤電車の混雑が完全復活してしまえば元の木阿弥。テレワーク、時差通勤といった対策を企業に任せるだけでなく、政府としても早急に対策を打ち出すべきではないだろうか。

究極は東京一極集中の解消だが、当面は働き方改革と絡めて、本社機能移転推進、テレワーク推進、通勤スタイル改革、労働時間短縮、電車定員制など、できることをタイムリーに実施してほしい。

実態のない社団法人に業務を委託して貴重な税金を浪費している場合ではない。


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