エゾシカ肉のステーキ

先日、北海道取材の帰りに新千歳空港内の土産物店で、

エゾシカのモモ肉（300ｇ）を購入。事務所の冷蔵庫で冷凍

しておいたが、週末、フライパンでジックリ焼いて食してみた。

肉は常温で解凍。まずは付け和わせの夏野菜をソテーする。

フライパンにオリーブオイルを入れ、スライスしたニンニクを

弱火で香りが出るまで炒める。香りが漂ってきたら、ニンニク

を取り出し、黄色パプリカ、ズッキーニ、ナス、エリンギ、ミニト

マトを軽く焦げ目がつく程度にグリル。

次にエゾシカ。強火で焼き色を付けた後、中火で中まで火が

通るようにゆっくり焼き上げた。

ソースは、肉を焼きあげた後の肉汁いりのフライパンにバル

サミコと白ワイン、少量の醤油。

　
　
　
　
　
　皿に夏野菜と肉を盛り付け、ボルドーの赤ワインでエゾシカ

肉ランチ。血抜きをしっかりしてあるので、臭みは全くない。

余計な脂肪がなく、淡白な味だ。ソースをかけると、また別の

味わいを楽しめる。

宇宙食にもなるというエゾシカ肉。北海道では増えすぎて農作

物の被害が増え続け、大きな問題になっている。野生のエゾシ

カを食べてあげることで、生態系を正常化させていく。今後、エ

ゾシカ肉の流通が増えていくかもしれない。