6万円の不公平

 緊急事態宣言 時短要請協力金6万円に批判続出



緊急事態宣言が再発出される直前の6日、都内の居酒屋を訪れた。

30人ほど入れるお店だが、早い時間だったこともあり客は我々を含め2組だけ。

夜8時までの営業となったら、お手上げだろう。

今回の時短要請にあたって国は協力金を1日6万円(上限)に引き上げたが、

ネット上では不公平の声があふれている。

家賃の高い都心の大きな店舗では1日6万円、1か月180万円ではとうてい足りないだろ

う。逆に郊外の家賃が安くカウンターだけの店では1日の売り上げを上回るかもしれない。

緊急事態宣言そのものは早くから予想された事態なのだから、その間に店の売り上げに応じ

た協力金、補償のシステムをなぜ構築できなかったのか。投入されるのは税金である。

公金の配分に当たっては平等性、合理性が必要なのは言うまでもない。

全ての対策が後手後手で場当たり的だ。

国民の不満と絶望感は募る一方である。


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